お知らせ
2013年02月05日
花粉症予防について

今年もいよいよ花粉症の季節がやってきました。
花粉症の方の半数以上はスギが原因だと考えられています。昨年は全国的にも少なかったようですが、報道では「今年は、例年の2倍、昨年の20~30倍ほど多くなる」と予測され、例年以上の対策が必要と言われています。

●花粉症とは
花粉症はアレルギー性疾患でアレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎の一つです。鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ等を起こすものが、たまたまスギ、ヒノキ、ヤシャブシ等の花粉に対してアレルギーを起こすものを花粉症といいます。
風邪の諸症状とよく似ている為、内科に行かれる場合も多いようで、耳鼻咽喉科で「これはアレルギー性鼻炎ですよ。」とか「花粉症ですよ。」と言われて初めて自覚するという方も多いようです。なにしろ花粉症と一口に言いましてもいろいろな症状がありますので、医師とよく相談をしながら、薬だけに頼るのではなく、生活環境を改善したり食生活を考え、うまく体質改善をしていく事が大切だと思います。

●花粉症の症状とは
花粉症の症状は風邪によく似ており、鼻水・くしゃみが出たりしますが、特徴として目に症状が出ること、症状がかなり長い間続くことがあげられます。
「もしかして花粉症になってしまったかな?」と不安に思った場合には、花粉症と風邪の違いを見比べてみてください。不安な場合は病院で花粉症の検査を受けて、早めに対処することをお勧めします。なお、下記の症状に該当する場合は、花粉症の疑いがあるのではないでしょうか?
・微熱(花粉症は一般的に高熱が出ない)が続く。
・くしゃみ、鼻水、せきが出ても、のどの痛み(風邪のような)が少ない。又は、目のかゆみも伴う。
・鼻水が透明でサラサラしており止まらない。(夜中も止まらないことがある等)
・天候によって症状に変化がある。(天気のいい日や、風の強い日に症状がひどくなる等)

治療方法はいろいろありますが、治療を始めるには、各医療機関等のホームページを確認願います。